ク イ ン ト ・ オ ー ラ ル ・ イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン15QUINT ORAL INFORMATIONP R 植田憲太郎先生は、経営という視点から自院でLuminaを導入した手ごたえを報告した。開院当初は、CAD/CAM修復治療、インプラント治療、矯正歯科治療ごとに別々の口腔内スキャナーを使用されていたが、現在ではLuminaを軸とした「包括的デジタル歯科治療」に取り組まれていると語った。その理由として、搭載されている多彩なアプリケーションが患者満足度に見合った質の高い医療サービスの提供につながったこと、その結果医院の収入が増加し、さらにデジタルツールをスタッフ全員が活用することで個々の思考力が上がり意識変化が起きたことで医院全体の成長が促進されたと説明した。さらに、これからLuminaの導入を検討している歯科医師に向けて、まず使うべきおすすめのアプリケーションを紹介し、歯科医院におけるデジタルトランスフォーメーションの実現と、持続可能な成長への一歩になると総括した。iTero™が加速させる持続成長可能なクリニック経営時代をリードする口腔内スキャナーとして期待されるLumina。チェアサイドの補綴治療に新たな付加価値をもたらす可能性を見出す。本イベントで紹介された数々の先端の機能は、まさに次世代の口腔内スキャナーの到来を感じさせるものであった。登壇した�名の臨床家のプレゼンテーションからは、それぞれにLuminaの革新性・将来性を高く評価していることが伺えた。またイベント会場では、ハンズオンコーナーも設けられ、多くの参加者がLuminaによる新しい治療プロトコールを体験できる貴重な場となった。デジタル時代におけるベニア支台歯形成デザインの考え方 次いでテクニカルセッションで登壇した大河雅之先生は、��年以上にわたり臨床と研究を重ねてきたラミネートベニアによる修復治療を中心に、デジタル化がもたらした治療プロトコールの変化を解説した。可視化、短縮化、均質化の3点をデジタル化の利点として挙げ、低侵襲かつ精密性の高い修復治療の実現には不可欠であるとした。また、光学印象の課題として、エッジロスの問題、隣接面の画像処理の問題などを取り上げた。このうち隣接面の画像処理については、STLデータへの変換時にデータの間引きが生じて隣接面が正確に撮れない問題がある。その解決策としてベニアのフィニッシュラインを隣接面の手前に設定する独自の方法を紹介された。今後はLuminaなど口腔内スキャナーの精度および真度が向上されていくことにより、これら口腔内スキャナー固有の問題が解決されていくことに期待したいと締めくくった。代官山アドレス歯科クリニック 院長大河 雅之先生HANA Intelligence歯科・矯正歯科植田 憲太郎先生IOSを活用するための新しい補綴コンセプト 同じくテクニカルセッションで登壇した梅田和徳先生は、自身のモットーである「天然歯の健全な歯質を最大限に残す治療」に基づくラミネートベニア治療、抜歯即時埋入即時荷重治療の実際について症例を交えて解説した。審美性と安定性に優れた補綴治療の実現には、デジタルツールを最大限に活用し、「最小限の処置で最大限の効果を」という治療概念の転換が必要と語った。また、インプラント治療における口腔内スキャナーの活用についても取り上げ、LuminaはiTero™ Multi Direct Captureテクノロジーによりインプラントスキャンボディの位置を再現性高く表現できること、口腔内ランドマークの少ない症例でもデータの精度が下がらないことから、オールオンXのインプラント治療にLuminaを用いることが大きなアドバンテージになると述べた。KU歯科クリニック 理事長梅田 和徳先生販売名:iTero Lumina Core口腔内スキャナー 一般的名称:デジタル印象採得装置 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット 歯科診断用口腔内カメラ 承認番号:�����BZX�������� 特定保守管理医療機器該当 製造販売業者:インビザライン・ジャパン合同会社 �.iTero Lumina'"口腔内スキャナーは�倍広い視野で、より序速なスキャンを可能にします。iTero Lumina'" 口腔内スキャナーのスキャン対象物との距離が��mmの場合の、iTeroエレメント�Dの視野との比較。 *自社調べ、����年��月��日。�.iTeroエレメント口腔内スキャナーの従来機種と比較して�倍の速度*でスキャン採得が可能なため、時間の短縮につながります。�Dのワンドとの比較、公差は土�作動距離�~��mmでの操作において。自社調べ、����年��月��日。�.����年�月に実施された非臨床試験における模型を用いた模擬採得では「全顎測定における長距離の精確さ(平均訳差:�.��%~�.��%、�.��%未満)」、 「クラウンの精確さ(平均誤差:�%~�.�%、�%未満)」および「インレーの精確さ(平均誤差:�%~�.�%、�%未満)」と、 「ADA/ ANSI ��� standard」の要件を満たす結果が得られました。自社調べ、����年�月��日。© ���� Align Technology, Inc. Align, lnvisalign、iTero、Vivera、Stickables、および SmartTrack は、Align Technology, Inc. の商標です。 ������ Rev A補綴修復治療に対応したiTero™ Lumina Proその全貌は動画をご視聴ください。iTero Lumina™ Pro の説明動画を見る・ 本動画は無料でご視聴いただけます。・ 動画のご視聴には登録が必要です。・ 登録完了後にメールに記載のウェブ キャストリンクよりご視聴ください。左より福田典子アナウンサー、千葉悠助氏、内田貴之氏、長尾龍典先生、植田憲太郎先生、松﨑祐也先生、大河雅之先生、荒井昌海先生、梅田和徳先生、松本貴嗣氏
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