クイントオーラルインフォメーション2025
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ク イ ン ト ・ オ ー ラ ル ・ イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン前川祥吾 SHOGO MAEKAWA株式会社メドレー Dentis 事業推進グループ グループマネージャー 19QUINT ORAL INFORMATIONDentis で発行ができる。こんなシステムになったら、現場としては本当にありがたいです。 もう 1 つほしいのが AI を使った経営分析ツール。たとえば僕の医院のように勤務医が何人もいる場合、ある先生のある曜日の売り上げが伸び悩んでいるとしたら、その日のスタッフ構成のせいなのか、患者さんによるものなのかといった属性を分析してもらえると面白いです。前川:ありがとうございます。AI に限らず、Dentis にできることはまだまだあります。技工指示書も含め、いろんな観点でチャレンジしていきたいと思います。中原:楽しみにしています。1 つではないでしょうか。を破損してしまうリスクがあります。一方クラウド型では、端末が破壊されたとしてもデータは守られる。BCP 対策というのは検討材料の中原:たしかに地震大国ですし、そのリスクは考えておきたいですよね。前川:このほかクラウドに関して非常に喜ばれているのが、場所を選ばずにシステムにアクセスできる点です。医院にいなくても操作ができるのは、クラウドならではだと思います。実際、子育て中のある先生は、家事を終えてから残った仕事を自宅でするために Dentis を選ばれました。 場所を選ばないというのは、訪問歯科診療にも活用できます。通常は訪問先で紙のカルテに記入して、医院に帰ってからレセコンに入力するという、二重の手間がかかっていました。それが Dentis であれば訪問先や移動中に入力でき、完結できます。中原:たしかにそれぞれの働き方に柔軟に対応できますし、確実に業務効率化になりますね。前川:加えて Dentis は、国の定める医療情報システム向けのセキュリティガイドラインの要件を満たしたクラウドサービス上で運営されています。また医院で使用される端末側にも、ガイドラインで求められている「多要素認証」「クライアント証明書」などのセキュリティオプションに対応していて安全にご利用いただけます。——新規開業や、業務効率を考えている先生に向けて、アドバイスをお願いします。中原:これは想定外のことだったのですが、Dentis を導入後、オープンブックマネジメントになったのがよかったですね。つまり、医院の財務・経営状況をスタッフが見れるようになったわけです。実は、このことによって生産性が上がりました。 以前は、売り上げの数字を見る機会はスタッフにはなく、与えられたことをこなしていくのが彼女たちの仕事でした。それが、売り上げの数字がわかることによって、自然と行動が変わっていったんです。「先月の売り上げに対して今月はまだここだから頑張ろうね」など、僕が目標を決めているわけではないのに、数字を意識するようになり生産性アップにつながったんですよね。今後、人口が減少することは明らかで、業種に限らず生産性の向上が必要になってきます。導入時には意図していなかった相乗効果でしたが、結果的に良い方向だと考えています。前川:Dentis では、スタッフの権限を設定して売り上げ情報を非公開(クローズ)にもできるのですが、先生の医院ではオープンにすることで意外な効果があったのですね。中原:そうです。だから業務効率とか新規開業を考えられている先生は、システムを使ってどうマネジメントするのかも考慮するといいと思いますね。——最後に、Dentis に期待することを教えてください。中原:Dentis に変えてほぼペーパーレスに運用していますが、唯一残っている紙というのが、技工指示書です。ここもなくせたらいいなと思っています。理想的な話をすると、形成・印象をしたら自動的に技工指示書までもがP R▼資料ダウンロード▼デモ体験会

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