廖 信如蘇 承翊見!はたらくコト、再発Naoko ADACHI東京科学大学大学院医歯学総合研究科 口腔疾患予防学分野講師・歯科衛生士SU Cheng-Yih広島大学病院診療支援部歯科部門歯科衛生士SHIN Yujeong明海大学保健医療学部口腔保健科・助教東京科学大学大学院医歯学総合研究科医歯学専攻小児歯科学・障害者歯科学分野大学院・研究生歯科衛生士LIAO Shin-Ru東京科学大学大学院医歯学総合研究科健康支援口腔保健衛生学分野助教・歯科衛生士Sanae MIYOSHI広島県歯科衛生士会会長・歯科衛生士84安達奈穂子シン ユジョン三好早苗廖 私は台北医学大学出身で、4年制の1期生です。高校時代の家庭教師が歯学部の学生で、歯科に興味をもちました。これから先、歯が重要と考えて、自分も歯科関連の仕事をしたいと思い口腔衛生学科を選択しました。歯科衛生士制度はありませんが、当時から「近い将来には法律が整ってくる」と言われていたので、そこまで心配せず入学しましたが、いまだに制度はなく、がんばっている状態です。歯科界においても国際化がますます進んでいる今、他国から日本に渡り、 歯科衛生士としてさまざまな分野で活躍しているケースも増えています。今回は、昨年ISDH(International Symposium on Dental Hygiene 2024)でベスト口演発表賞を受賞した安達奈穂子さん(東京科学大学大学院講師)と、ベストポスター発表賞を受賞した三好早苗さん(広島県歯科衛生士会会長)をファシリテーターに迎え、現在歯科衛生士として日本に拠点を移している3名にお話しいただきました。歯科衛生士という職種や日本という国の可能性についてあらためて考える機会になればと思います。(編集部)TOPIC――まずは、皆さんが歯科衛生士になるまでの経緯を伺いたいです。台湾には歯科衛生士の制度自体はないということですが……。“私たち、1期生です!”
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