今回の課題ミラー越しの撮影はさらに難しいため、アシスタントワークがカギとなる前号掲載特集2①ミラーを使用しても楽に撮影できる環境づくりを アシストする②撮影者はミラーの取り扱いのコツと患者さんへの 声かけをマスターするP.70Part4 立ち位置・視線・手の使い方にこだわるP.72Part5 ミラーにこだわるP.74Part6 ミラーの角度にこだわるP.76Part7 声かけにこだわるP.80+α まだまだある! ちょっとした工夫で“差がつく”コツ 前編では、なぜ当院で私たちが口腔内写真撮影を行う際に、撮影者1人では撮らず、アシスタントを1人つけて行うか、アシスタントが1人いることで、患者さんも、アシスタントも、撮影者も楽であることを紹介しました。また、口角鈎による圧排について、機材の選び方や圧排のコツを示しました。今回は圧排編に続いて、ミラーを使用した際のアシスタントワーク編としてご紹介したいと思います。 口腔内を直接撮影する実写撮影と比べると、ミラー越しの撮影は難易度が一段と高くなります。これは、撮影範囲が口腔内ということで患者さんのお口の環境に左右されやすく、撮影したい画をミラーに映し出すのが難しいからです。そこで重要となってくるのがアシスタントワークです。撮影しやすいナイスパスを出してあげましょう。[前編] 口角鈎による圧排[後編] ミラーによるアシスタントワーク斎藤隆輔Ryusuke SAITOさいとうデンタルクリニック[秋田県]院長・歯科医師May 2025 vol.4969Contents後編実写撮影口腔内を直接撮影するので、簡単!ミラーを使用した撮影口腔内をミラー越しに撮影するので、格段に難しい!ここで差がつく!ミラーによるアシスタントワークアシスタントワーク
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