うPC o n t e n t s[監修]岩田光弘 M it suhiro IWATAさくらデンタルクリニック[岡山県]理事長・歯科医師成田大輔 Daisuk e NAR ITAなりた歯科・矯正歯科[兵庫県]院長・歯科医師山﨑瑞穂Mizuho YAM ASA KI株式会社DH Pro.School歯科衛生士 前号の知識編でご紹介した「歯周治療難易度評価表」は、非外科・外科の治療法を選択するためのものではなく、歯周治療全体の難易度を臨床的に可視化し、患者さんの意思や背景をふまえて治療方針を検討するための「判断の足がかり」として作成しました。前編でご紹介した非外科・外科の適応症に加え、患者さんの希望をふまえ、最終的には多角的かつ総合的に治療方針を決定していくことが前提です。 まずは、歯周治療の難易度を把握し、全 18 項目の中から改善可能な要素を見出すことが重要です。そのうえで、患者さんとていねいに向き合いながら進める治療と、流れで進めてしまう治療とでは、治療成果に大きな差が生まれると考えています。ぜひ、貴院の患者層や診療スタイルに応じて本評価表をカスタマイズし、臨床現場でご活用いただければ幸いです。[知識編] 前号掲載[症例編]特集2P.68 Part4 非外科治療のみで進めた症例P.74 Part5 歯周外科治療も併用した症例August 20 2 5 vo l.4 967S Rだ け で が ん ば りすぎる前に見極めよこの歯周炎、外科?症 例 編非外科?
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