歯科衛生士 2025年9月号
4/9

2)。製作方法をまとめてみますので、皆さんが68歯の機能を保つ噛める状態を維持する外観を保つ審美的な回復を図る、生活歯の歯髄を保護する熱などの刺激が歯髄に① 印象法(印象材を利用して即時重合レジンにて  製作する方法) P.69② 直接法(餅状の即時重合レジンを  口腔内に圧接して製作する方法) P.71③ 既製冠を使用する方法 P.73① 石膏模型上で製作する方法 P.76② 光学印象を利用し、  CAD/CAMで製作する方法 P.77歯周組織の健康を維持する歯肉の炎症を改善させる補綴装置の完成状態の参考とする咬合や清掃状態を歯の移動を防止する与える影響を減らす確認するP a r t表1 プロビの目的表2 プロビの製作方法ラボサイドに依頼する製作方法チェアサイドでの製作方法学生時代に習ったことをもう一度思い出してみましょう。 プロビは、最終補綴装置を装着するまでの間に患者さんに使用していただく仮の歯のことです。以前は「テンポラリークラウン」と言っていましたが、現在では「プロビジョナルレストレーション」という言葉に統一されました。 プロビは、一定期間使用してもらうことで、最終補綴装置の装着に際してより良い条件になるように整えるためにも使用されています。主な目的を表 1 に示します。 プロビにはいくつかの製作方法があります(表働いている歯科医院で製作している方法と照らし合わせながら見ていただけるとよいと思います。プロビの目的プロビの 製 作 方 法 の 種 類プロビのおさらい1

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る