[渡部]第7回2026年1号(2/10刊)成人開咬症例2[有田]第8回2026年2号(4/10刊)小児開咬症例2[岡野]第9回2026年3号(6/10刊)成人開咬症例2Journal of Aligner Orthodontics 日本版 | 2025 vol.5 issue 1[編集部][渡部][有田][岡野]連載にあたって渡部博之 WATABE Hiroyuki, D.D.S., Ph.D. 名駅MA矯正歯科 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-23-6 第二千福ビル2F E-Mail: info@meieki-kyousei.com有田光太郎 ARITA Kotaro, D.D.S., Ph.D. 岡野修一郎 OKANO Shuichiro, D.D.S. ありた小児歯科・矯正歯科 〒852-8016 長崎県長崎市宝栄町14-8 E-Mail: kotarou92@hotmail.co.jpAligner Studio E-Mail: sandsd1104@gmail.com日本版オリジナルページ [連載] 渡部博之 [愛知県・名駅MA矯正歯科] / 有田光太郎 [長崎県・ありた小児歯科・矯正歯科] / 岡野修一郎 [Aligner Studio]OPENBITE 1DEEPBITE 1OPENBITE 2DEEPBITE 2第1回 成人開咬症例:渡部博之の考えかた・治しかた [1] 日本でもアライナー矯正治療が一般的となってある程度の年月が経過しました。しかしいまだに術者・患者ともに、この治療の魅力が簡便さにあると考えるケースは少なくないと思われます。どのような治療でも従来の矯正歯科治療と同様に、慎重な治療計画と豊富な知識が必要であることは論をまちません。アライナー独自の歯の移動様式を知ったうえで治療計画を歯科医師がチェックし、各患者の状態や特性に合う、かつ効率的に治療目標に到達する(はずの)治療計画を立案し実行する必要があります。治療中は経過観察を行い、計画から外れそうな歯の動きや口腔内の状況があれば、修正を行わなければなりません。 特性上アライナーが得意な移動は傾斜移動であり、回転、挺出、圧下については難度が高いともいわれます。それではこれらをふまえたうえで、アライナー矯正治療における垂直的コントロールはどう行えばいいのでしょうか。難度が高いのであれば、どのような手段をとる/とらないの判断をすればいいのでしょうか。 本連載では、3名のアライナー矯正治療のエキスパートがリレー方式で症例とともにそれぞれの垂直的コントロールの手法と戦略をつまびらかにしていきます。岡野先生・渡部先生には成人症例、有田先生には小児症例とそれぞれ多く手がけておられる症例を供覧していただきます。アライナーによる垂直的コントロールをどのようにとらえ、治療計画を立案すればその適応範囲が広がるのか、また予測実現性が高まるのか。いまだ定量化しにくく経験則から探ることの多いアライナー矯正治療で、本連載がひとつの道しるべとなれば幸いです。連載目次(予定)第1回2025年1号(2/10刊) 成人開咬症例1第2回2025年2号(4/10刊)小児開咬症例1第3回2025年3号(6/10刊)成人開咬症例1第4回2025年4号(8/10刊)成人過蓋咬合症例1[渡部]第10回2026年4号(8/10刊)成人過蓋咬合症例2[渡部]第5回2025年5号(10/10刊)小児過蓋咬合症例1[有田]第11回2026年5号(10/10刊)小児過蓋咬合症例2[有田]第6回2025年6号(12/10刊)成人過蓋咬合症例1[岡野]第12回2026年6号(12/10刊)成人過蓋咬合症例2[岡野]82それぞれの視点から学ぶ 治る・治すメソッドとストラテジーOPENBITE / DEEPBITE
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