噛んで食べるために欠かせない歯だから6ろく歳さい臼きゅう歯し噛むことは脳への刺激になります。噛めるお口を支えている6歳臼歯は、そういった意味でも大事な歯なのです。まさに、“歯の王様”ですね。38理由1理由2●歯の中で噛む力がもっとも大きいのが6歳臼歯。成人男性では、噛む力は60kgにも達するといわれています。犬歯ではその1/3の力になり、前歯では1/6まで落ちます。●6歳臼歯を1本失った場合のお口では、効率よく噛む能力が大きく落ちこみます。10回噛めば粉砕できる食べ物でも、6歳臼歯1本失うことで20回必要になるといわれています。●6歳臼歯は、上下の噛み合わせの位置の基準となる歯です。正常な歯並びになるのか、出っ歯になるのか、あるいは下の歯が前に出るのかなどに、6歳臼歯の生えかたが影響します。●つまり6歳臼歯は、噛むこと、食べることを支えている重要な歯なのです。歯並びや噛み合わせの要かなめの歯だからはなぜ大事なの?
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