TT1POIN生えてくるサインに気づこう!2POIN生えた直後の問題を見逃さない!乳歯の奥の歯ぐきが盛り上がっています。「これから生えるよ!」というサインです。歯質の石灰化が進まず、噛む面の溝が著しく深い6歳臼歯のため、治療の検討が必要になったケースです。396歳臼歯乳歯乳歯の後ろがぷっくりとふくれてくるのが予兆。乳歯2024年11月号生えてきたばかりの6歳臼歯でもっとも気をつけてほしいのは、むし歯にさせないこと。つまり、プラーク(細菌の塊)を溜めないことです。とはいえ6歳臼歯の歯みがきは、じつは難しい特徴があります。ポイントをおさえ、むし歯から守っていきましょう。●乳歯の奥に生えてくるのが6歳臼歯です。生えてきたことに気がつかなかったり、生えてきても乳歯と勘違いされてしまうこともあるでしょう。でも生えたての歯はまだやわらかいためむし歯になりやすく、ここは気づきたいところ。そこで、5歳を過ぎたころから乳歯の奥の歯ぐきをマメに観察するようにしましょう。●6歳前後になると歯ぐきがふくらんできます。それが「これから生えるよ!」というサインです。●生えたての歯は、カルシウムなどミネラルの沈着が不十分なため歯質がかたくなっていません。そのためむし歯になりやすいです。歯みがき指導を受けることが大切です。●わずかに生えたばかりでも、すでにむし歯が疑われる場合があります。状態によっては治療が必要なことも。生えてきた6歳臼歯に問題がないか、歯医者さんにみてもらいましょう。5歳を過ぎたころから、お口のなかをマメに観察しよう6歳臼歯が少しでも生えたら、歯医者さんを受診しようどう守る? 6ろく歳さい臼きゅう歯し
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