3役割2役割1役割ご嚥しょっかいえん食べ物を細かく粉砕消化されやすくなり、栄養分が吸収されやすくなる食べ物を噛む唾液がどんどん出る唾液のトロミで粉砕した食べ物が塊(食塊)となってのどを通過(ゴックン!)しやすくなる食べ物を細かく粉砕のどや食道を通れるサイズに胃へ運ぶ●噛むことでお口周りが動き、それが刺激となって唾液がたくさん出てきます。食べ物を噛み砕いて、舌で唾液と混ぜながら歯の上に戻して、また噛んで舌へ落として唾液を混ぜて、という作業を繰り返しています。そう、まるで餅つきのように。●よく噛めば噛むほどトロミがつき、飲み込みやすい塊になっていきます。誤がついていることが大事です。●お口周りの筋力が低下し、軟らかい食べ物をよく食べるようなかたも、唾液を出し、唾液と混ぜたほうがよいため、噛んでから飲み込むことを習慣づけましょう。しないためにも、唾液のトロミ日々、あたりまえのように食べ物を噛んでいますが、そのあたりまえがとても大事なんです。「噛む」ことで何をしているのか、みていきましょう。❸の役割をご存じのかたは少ないのではないでしょうか。一言で「噛む」といっても、さまざまな役割があり、食事あるいは人が生きていくうえではとても大事なことなのですね。12「噛む」にはこんな役割があります。「噛む」という動き、じつはすごいんです
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