1歯みがき剤を効果的に使おうそのうち1回は「就寝前」というのも大きなポイントです。フッ素配合の歯みがき剤は、1日2回使用します。P.15のチェックリストにある習慣がなぜよくないのか、みていきましょう。これらはNGです! 見直していきましょう。写真:高柳篤史. フッ化物配合歯磨剤によるう蝕予防. 小児歯科臨床.2022;27:16-23.●歯みがき剤を使っているかたは多いと思います。歯みがき剤にもっとも期待したい効果は、「フッ素によるむし歯予防」です。ですので、フッ素配合のものを使用しましょう。●効果的に使うには、フッ素を長く歯にとどまらせることが大事です。ですが、口に含んだフッ素は唾液によって流されてしまいます。●↓にあるように、年齢に適した量を(なるべくたっぷりと)つけて、さらには歯みがき後のうがいは少量の水で1回行うようにしましょう。16解 説 フッ素入りの歯みがき剤を使っていない 歯みがき剤は少量つける 歯みがき後、しっかりうがいをするフッ素濃度1000ppm程度歯みがき剤の量歯ブラシに1~2mm程度歯みがき剤の年齢別・推奨フッ素濃度&使用量2歳以下3~5歳6歳以上フッ素濃度1500ppm程度歯みがき剤の量歯ブラシに1.5~2cm程度フッ素濃度1000ppm程度歯みがき剤の量歯ブラシに5mm程度その習慣、変えたほうがよいかもしれません
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