24注意点1注意点3注意点5 体が不自由なかたにとって電動歯ブラシは、生活の負担を軽減してくれるツールになる可能性があります。実際、脳梗塞で片麻痺になったかたは、手用歯ブラシをお口のなかで細かく動かすことはできなかったものの、電動歯ブラシは自分注意点2注意点4いにしてくれる電動歯ブラシは、ご家族の介護の負担も軽減してくれるでしょう。要介護状態のかたのお口のケアは誤嚥性肺炎予防の点でも大事ですので、非常に有効なツールになると思います。やすいです。メーカー指定の方法でお手入れし、清潔を保つようにしましょう。てゆっくりスライドさせていくのが基本的な使いかたです。ただ、ヘッドの形や製品ごとの特性があるため、メーカーが推奨している方法で使用しましょう。Column 電動歯ブラシは器械だけに万能のように思うかもしれませんが、誤った使い方をすると歯ぐきを傷つけてしまう可能性もあります。適切に使うためにも、歯科専門家の指導を受けましょう。 電動歯ブラシは、ハンドルとブラシが分離するため、持ち手を共有することも可能と考えるかもしれません。ですが衛生上、好ましくありません。ハンドル部分も1人1台としましょう。 歯と歯のあいだや歯ぐきとの境目など細かい部分までみがくよう意識しましょう。みがけないかたは、手用歯ブラシ、フロスや歯間ブラシなどの補助用具の併用も検討していきましょう。 また、むし歯になりやすい部分なので、フッ素(フッ化物)配合歯みがき剤の使用も重要です。で使うことができました。その後、歯みがきができたことが自信になり、自然と日常生活であきらめていたことに挑戦するようになられ、ご自身でできることが増えていき社会復帰にまでつながりました。また、短時間で効率よく全体をきれ電動歯ブラシは生活の負担を軽減するツールに基本的な注意点を守って電動歯ブラシを使用しましょう。使用後はしっかり洗って乾かそう とくにハンドル(持ち手)の部分は汚れがたまり動かし方はメーカー推奨の使用方法を守ろう 電動歯ブラシは、ブラシ部を歯にしっかりあて歯科専門家の指導を受けよう1人1台が原則歯と歯のあいだや歯ぐきとの境目などをとくに意識してみがこう電動歯ブラシの使用にあたって
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