6978ZAGA コンセプト13(6)後方部では、上顎洞粘膜の穿孔を回避するために、骨切りを外側領域に準備している。このように準備された骨切りは、インプラントを埋入するのに必要な骨だけを削除するため、低侵襲と見なされる。(7)ラウンドバーに続き、直径2.9mm のツイストドリルを用いて穿孔を完成させる。骨とドリルの両方に対して冷却した生理食塩水による十分な注水が必須である。(8)ラウンドバーとツイストドリルだけで、ZAGA コンセプトに基づく低侵襲の2回の骨切りが行われた。次に、非切削先端を持つ複数のヘリカルブレード付きドリルを用いて入口を広げ、インプラントネックを収めるスペースを作り、残存する歯槽骨の破折を防ぐ。(9)第二小臼歯部への StraumannZAGA フラットザイゴマインプラントの埋入。(10)まず後方インプラントが埋入され、次に前方インプラントが埋入された。インプラントの最終的な位置は補綴の方向に合わせて調整されている。(11)2本のインプラントが埋入完了した状態である。白い円は、骨切りの設計と位置の違いを示している。(12)最終補綴装置装着前のコントロール CBCT 画像。DTXStudioImplant ソフトウェアで、左側前方インプラントの位置とその経路が表示されている。この画像を(1)と比較すると、上顎洞の健康状態が維持されていることがわかる。(13)最終補綴装置装着前のコントロール CBCT 画像。DTXStudioImplant ソフトウェアで、左側後方インプラントの位置とその経路が表示されている。この CBCT を(2)と比較すると、上顎洞の健康状態が維持されていることがわかる。10111213
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