QDT Vol.50/2025 January page 0073BPSセミナー・講演ab筆者とBPSとのかかわり図4 2009年、𠮷𠮷𠮷𠮷𠮷先生のBPSク𠮷ニカルセミナーを見学。図7 2022年、イギ𠮷スにおけるBPS 25周年を記念するイベントで講演(オンライン)。第1回 BPSの歴史〜なぜBPSは注目され続けるのか〜(図7)。図6 2012年、BPS Clinical Instructorとして認定。タルクリニック)のクリニカルセミナー(図4)を見学図3a、b 2009年、佐藤幸司先生のBPSテクニカルセミナーを見学。図5 2010年、Ivoclar本社でBPS認定コースへの参加。 筆者がBPSと初めて出会ったのは、遡ること15年以上前の2009年、当時所属していた大阪大学の第二補綴科(有床義歯・高齢者歯科学分野)の教授であった前田芳信先生から、「BPSというのは知っているか? 一度どんなものか見てきてほしい」と声をかけられたところがすべての始まりである。 その後、佐藤幸司先生(歯科技工士・佐藤補綴研究室)のテクニカルセミナー(図3)や吉木邦男先生(吉木デンし、BPSの臨床について学び始めた。2010年には前田教授とともにリヒテンシュタインのIvoclar本社で認定を取得し(図5)、大学病院でケースを積み重ね、臨床研究および研究論文の執筆を行った(表1)。 その業績が認められ、2012年にはBPSクリニカルインストラクターを拝命し(図6)、今日までBPSの臨床教育に携わっている。また、2022年にはイギリスにおけるBPS 25周年を記念するイベントで講演する機会を得るなど、BPSに関する講演を長く続けている 本連載では、この15年間で得たBPSに関するさまざまな知見を併せて紹介したい。73
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