ZYXBAabQDT Vol.50/2025 February page 0225ブレを抑える1フレームベース花崗岩製の定盤リタケデンタル,モリタほか)やimes-icoreの350i PRO+(図2b、ストローマン・ジャパン)の場合、XYZ 軸を1フ(図3、サンデンタルほか)の構造は、鉄や強化アルミニ図2a、b キヤノン電子のMD-500(a)やimes-icoreの350i PRO+(b)は、XYZ 軸を1フレームベースに配置することで高い剛性を実現している。図3 Robots and DesignのMAXX DS200-5Zは、花崗岩という石を用いることで熱膨張・収縮・ブレに強く、振動や収縮を抑えて加工精度を保つ工夫がされている。つ工夫がされている。一方、DGSHAPEのDWXシリーCRAFT 5X(図4、デンケン・ハイデンタルほか)は、コンパクトで比較的軽い構造を実現し、設置場所の制限を少なくしていると考えられ、目的・用途・予算の中で各メーカーの工夫がみられる。 筐体とは機器の外観を示し、機器を収納している箱を指す。ミリングマシンにおいては、骨組みである基本フレームも含まれている。基本フレームは、ミリングマシンの内部で各軸の動きや振動・粉塵・騒音・防水などをコントロールして加工効率を良好にすること、構造力学的な観点から剛性をもたせることを目的に、各メーカーはさまざまな工夫を行っている(図1)。 たとえば、キヤノン電子のMD-500(図2a、クラレノレームベースに配置することで高い剛性を実現している。この構造のミリングマシンは、高速駆動時においてもたわみ・ブレが抑えられ、高精度な加工を行う際に有利に働く。Robots and DesignのMAXX DS200-5Zウムではなく花崗岩という石を用いることで熱膨張・収縮・ブレに強く、振動や収縮を抑えて加工精度を保さまざまな目的・用途・予算の中で各メーカーの筐体への工夫がみられる図4 DOFのCRAFT 5Xは、コンパクトで比較的軽い構造を実現している。79第2回 デジタル化におけるミリング加工の重要性 ②安定性図1 XYZ軸とAB軸のフレームの骨組みを組み立てる際は、各軸のガイドの動きに耐える強度と、ガイド内の移送を邪魔せずに精度を獲得する機能が求められる。そのうえで、高い剛性を維持したまま軽量化や小型化が求められるという、ある意味矛盾した要素が求められる。ズ(クラレノリタケデンタル,モリタほか)やDOFの安定性から考えるミリングマシンの要素 ①筐体
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