1abc2d1)主訴と治療計画■初診時ケースプレゼンテーション 担当歯科医師:松山康正先生(松山デンタルオフィス)QDT Vol.50/2025 March page 0295デジタル技術を駆使した検査・診断からのトータル技工 後編:大規模な補綴治療の初診時から最終補綴装置装着に至るデジタル&アナログワークフロー図1 初診時顔貌写真。図2 初診時パノラマエックス線写真。図3a~d 初診時口腔内写真。図4 初診時デンタルエックス線写真。図5a~c 側方セファログラムおよびセファログラム分析シート。 患者は62歳男性。「食事がしにくい」ことを訴えて来院。歯科医師による検査・診断の結果、残存歯の歯周病の状況や、歯牙の位置関係から全顎にわたる抜歯が選択され、上下顎フルアーチのボーンアンカードブリッジの製作が依頼された(図1~6)。 抜歯即時義歯を経て治療用義歯を製作し、咬合高abc23
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