1123142第4回 1スピンドルミリングマシンと2スピンドルミリングマシンシンは10万回転の仕様が多い)。加えて、2スピンドル的小型化が可能である。また、2スピンドルマシンの特徴として、1スピンドルマシンに比べてトルクは低くなるが、回転数(RPM)が高いスピンドルが搭載されている(1スピンドルマシンは6万回転、2スピンドルママシンはチェアサイドに導入されることが多いことから、コンプレッサーや集塵機などの周辺機器を必要としないことも特徴のひとつである。79QDT Vol.50/2025 April page 0485図1 1つの主軸で加工する1スピンドルマシンと、2つの方向から加工する2スピンドルマシン。デンツプライシロナ社のCEREC Primemillは4スピンドルマシンであるが、考え方は2スピンドルマシンと近似している。(X・Y・Z・A・B軸)を動かして加工する方式であり、軸(X・Y・Z・A軸等)で加工する。スピンドルの数 図1は、1つの主軸で加工する1スピンドルマシンと、2つの方向から加工する2スピンドルマシンをイラストにしたものである。1スピンドルマシンは5軸2スピンドルマシンは3軸(X・Y・Z軸)、もしくは4 基本的に、軸数が少なければミリングマシン自体をコンパクトにできるため、2スピンドルマシンは比較1スピンドルマシン2スピンドルマシン4スピンドルマシン1スピンドルマシンと2スピンドルマシンの軸数の差
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