ザ・クインテッセンス 2025年2月号
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*1兵庫県開業 石川齒科醫院連絡先:〒661‐0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘1‐12‐20‐2F*2大阪府開業 ふるかわ歯科連絡先:〒544‐0014 大阪府大阪市生野区巽東2‐11‐23*3大阪府開業 福西歯科クリニック連絡先:〒530‐0001 大阪府大阪市北区梅田2‐5‐25‐5F 506*4イタリア開業the Quintessence. Vol.44 No.2/2025—029290Dr. RicucciDr. Fukunishi病変Dr. IshikawaDr. Furukawaして抜髄が必要になります.抜髄処置の際にはファイル操作を行ううえで必ず作業長を設定しなければなりません.ここで,過去より議論されてきた作業長終末位に関して,リクッチ先生の見解をお聞きしたいと思います.われわれは,イニシャルトリートメントとリトリートメントでは考え方が違うことを提唱していますが,そのあたりも掘り下げて議論したいと思います.石川 亮*1/古川尊寛*2/福西一浩*3/Domenico Ricucci*4福西:前編では,リクッチ先生から,う蝕除去の理論と実践を学び,露髄した際に直接覆髄,部分断髄,全部断髄をどのような基準で選択するかを教えていただきました.また,それらの治療後の治癒についても,いくつかの組織像を示していただき,たいへん勉強になりました. そこで,さらに歯髄の感染が根管内に進み,全部断髄では対処できなくなった場合には,次の処置と後編根尖部の治癒Round-Table Talk:Let’s Study with Dr. Ricucci about the Interface between Histology and Clinical PracticePart2. Apical HealingRyo Ishikawa, Takahiro Furukawa, Kazuhiro Fukunishi, Domenico Ricucciキーワード: 作業長終末位,難治性根尖性歯周炎,嚢胞様特 集 3座談会はじめにリクッチ先生と学ぶ!組織と臨床の接点

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