歴史からみた の提言 科治療 影と略 歴1970年 日本大学歯学部卒業1972年 東京医科歯科大学歯学部専攻生修了(矯正学)1972〜74年 Drs. Galblum & Suyehiro orthodontic office (米国ワシントンD.C.)1974年 文京区湯島にて専門開業1978年〜 MOS矯正セミナー開講,現在に至る中島榮一郎Eiichiro Nakajima 談67the Quintessence. Vol.44 No.12/2025—2489実はこれまでの歯科矯正学の歴史のなかにおいて,絶えずあったことなのだと私は思っています.ワイヤー矯正歯科治療(以下,ワイヤー矯正)を始めた先生方が,エッジワイズ法,スタンダードエッジワイズ法,ベッグ法と次々に日本に入ってきた時に,“この装置をつけたら治る”と飛びつき,転々とシステムを変えた先生がおそらくおられたのだと思います.一方でその当時においても,1つのシステム,治療法を磨きあげて,難症例だとしても治せるようになった先生方もおられたでしょうし,どちらの立場からも“光と影”という文脈で,それぞれを論じていたはずです.さまざまな歯科矯正学の流派が存在することから,そう想像できるわけです.以上のことから考えると,いま語られている“矯正治療の デジタル技術の利点を生かすことによって,アライナー矯正歯科治 デジタル技術の利点を生かすことによって,アライナー矯正歯科治療は急速に世間に広がりました.そしてそのことをきっかけに,従来療は急速に世間に広がりました.そしてそのことをきっかけに,従来の矯正歯科治療を含めて,あらためて議論されています.の矯正歯科治療を含めて,あらためて議論されています. 本対談では,長く矯正歯科治療を臨床に応用されてきた中島先生と, 本対談では,長く矯正歯科治療を臨床に応用されてきた中島先生と,デジタルにも造詣の深い金尾先生に,矯正歯科治療を巡る現状と未来デジタルにも造詣の深い金尾先生に,矯正歯科治療を巡る現状と未来についてお聞きしました.についてお聞きしました.
元のページ ../index.html#6