ぺリオ理事長 勝山英明 Hideaki KatsuyamaCID Clubの成り立ちと特徴 われわれCID Clubは、2002年7月に設立されたCID (Center of Implant Dentistry) Japanを母体に、勝山英明を中心としたスタディグループであり、今年で創立23年を迎えました。2025年度より新会長に佐久間栄が就任し、現在会員約450名(正会員·準会員含む)と協賛企業33社で構成されています。そのコンセプトは、サイエンスを背景としたインプラントロ腔医科学を通して患者様に福音を享受し、さらには、社会に貢献することを目的に結成されています。2000年以降、インプラント治療の確立と適応症の拡大が続いており、さらに継時的変化とインプラント周囲炎の問題もクローズアップされています。会員内へのオペ環境の整備と、インプラント治療前の歯周基本治療やメインテナンスの継続などの徹底を要請するとともに、会員からの要望を把握して運営に反映治療と長期予後獲得のための要件―エビデンスに基づいた洗口液の活用法―」と多岐にわたる内容での講義が行われました。また、当会理事による会員とのオンライン症例相談会や、歯科衛生士会員に対する無料SRPセミナーの開催など、活発な活動を行っております。CID Club講師陣による国内最高レべルのハンズオンコース 当会では、インプラントとマイクロスコープの初心者の先生からエキスパートの先生までを対象としたハンズオンコースを開催しています。 『CIDファーストステップコース』は、初めてインプラント治療を行う先生に必要な知識と外科術式について講義と実習を行っています。 『CIDコース』は、インプラント治療におけるデジタルテクノロジーを活用した診査診断から、歯周組織再生療法、Er:YAGレーザーを用していきたいと考えています。また、インプラント治療のみならず、全身疾患、高齢者への対応、デジタルソリューション、マイクロデンティストリーなど、幅広く学べる環境の構築を行っています。充実の会員向けプログラム 当会では、外部講師と会員発表を含めた会員向けセミナーを年2回開催しており、2025年1月には、記念すべき第40回セミナーが開催されました。本セミナーでは大阪府開業の佐藤琢也先生に「New Approaches for Esthetic Implant Surgery」、広島赤十字・原爆病院の小西晃造先生に「ロボット手術の現状と将来―開発経験を踏まえて―」、山形県開業の黒江敏史先生に「なぜ起きる? NCCL―経過のある症例群で紐解く病因論―」、さらに愛知学院大学歯学部の近藤尚知教授によるランチョンセミナー「インプラント周囲炎のインプラント等、歯科治療の最先端を次世代に継ぐ臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!Basicマネージメントエンド矯正(アライナー含む)Advance補綴・咬合インプラント予防デジタル歯科講師が語るブロフィール 1991年、九州大学歯学部大学院修了、歯学博士。CID Club理事長。一般社団法人ITIジャパン理事長。ITI 名誉フェロー。前ITI Section Japanセクションチェアマン。東京科学大学インプラント・口腔再生学分野臨床教授。日本口腔インプラント学会専門医・指導医。日本顎顔面インプラント学会指導医・研修施設長。104CID Clubは、ITIマスター・アドバンスコース、CIDコース、CIDマイクロコース、CIDマイクロエンドコース、CIDファーストステップコース、みなとみらい(MM)インプラントアカデミーなどを受講した歯科医師とそのスタッフ、協賛企業からなるスタディグループである。CID(Center of Implant Dentistry) Club
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