ぺリオ会長 木津康博 Yasuhiro Kizu最良のインプラント治療を提供するためのスタディクラブ 1995年発足の「デンタルコンセプト21(DC21)」は、最良のインプラント治療を目指し、治療技術の向上に努めてきた。1998年には全国組織となり、2003年には会員数400名を超え、エリア単位での症例検討会を開催するまでに成長。2020年からは筆者が会長を引き継ぎ、“Science-Based Medicine”に基づいた歯科インプラント治療を活発に議論できる会を目指している。 「インプラント補綴を考える」をテーマとした2024年度年次大会 さる2024年11月16日(土)、17日(日)の両日、東京・TKP田町カン臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!Basicマネージメントエンド矯正(アライナー含む)Advance補綴・咬合インプラント予防デジタル歯科講師が語るプロフィール 1993年、東京歯科大学卒業。1997年、東京歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。2012年、医療法人社団木津歯科オーラル&マキシロフェイシャルケアクリニック横浜(OMFC)総院長。2019年から東京歯科大学 臨床准教授、2024年から東京歯科大学口腔インプラント学講座/口腔腫瘍外科学講座 臨床教授。112ファレンスセンターにおいて、2024年度総会・年次学術大会が「インプラント補綴を考える」をメインテーマに開催された。初日は、まず7題の会員発表が行われ、その後の教育講演では山田陽子先生、三好敬三先生(ともに東京都開業)が登壇。 2日目は、初めにメインテーマに則った形で和田誠大先生(大阪大学大学院)、荻野洋一郎先生(九州大学大学院)による特別講演が行われた。午後の教育講演では中村社綱先生が登壇し、多数歯欠損症例へのインプラント治療戦略を説いた。シンポジウムでは5名が登壇し、活発なディスカッションが繰り広げられ、盛会となった。DC21、30周年の祝祭へ! DC21は、今年で記念すべき30周年を迎える。これを祝し、全国のDC21メンバーが一堂に会する、盛大な記念大会を沖縄で開催することが決定した。青い海と空が広がる南国リゾートで、学びと交流を深めながら、DC21の輝かしい歴史をともに祝いたい。また、海外から著名なゲストを迎え、最先端のインプラント治療に関する講演やワークショップを開催。世界水準の知識と技術に触れる、貴重な機会となるはずである。夜は、30周年記念パーティーで盛り上がろう。美味しい沖縄料理に舌鼓を打ちながら、会員同士の絆を深められることうけあいである。2025年活動予定北日本支部学術会日 時:2025年7月27日(日)会 場:秋田県大会長:相場隆広30周年記念総会・年次学術大会日 時:2025年11月15日(土)、16日(日)会 場:万国津梁館(沖縄県)大会長:木津康博設立年月日:1995年、中村社綱(現・顧問[相談役])を中心に発足。会員数386名(2024年12月18日現在)。年1回の年次学術大会、その他エリア単位の症例検討会・学術大会の開催。会長:木津康博、副会長:北所弘行(北日本)、下尾嘉昭(東日本)、稲留裕士(西日本)、顧問(相談役):中村社綱、三好敬三。デンタルコンセプト21(DC21)“Science-Based Medicine”の考え方を継続
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