Quint Dental AD Chronicle 202511月23日(土)、24日(日)の両日、デンツプライシロナ社のソリューションや製品などデジタルデンティストリーを体験できるグローバルイベントがベルサール汐留(東京都)において開催された。本欄では、本イベントのリポート記事をお届けする。 (編集部)図1 Primescan2を片手にDS Coreが可能とするワークフローの効率化と柔軟性の獲得について解説するMax Milz氏。22図2 会場の視点は自然と草間氏の手元へ。草間氏はPrimescan2のすぐれた機能を惜しげなく紹介し、聴衆を引き付けた。初日の夜にはガラディナーが開催され、冒頭にはバンドパフォーマンスが披露されるなど終始盛り上がりをみせた。会場のいたるところで、参加者らが食事を楽しみながら交流を深める様子がうかがえた。写真は、乾杯の音頭をとるCampion氏(写真左)とロディギエロ氏。進化を続けるインプラント治療・矯正歯科治療の最前線を披露PrimeXファウンダーが日本の歯科の未来を語る!製品開発によって実現させたイノベーションを熱弁DS Coreがもたらす革新的な進化とAI革命が歯科臨床にもたらす未来予想ディナーパーティーではエネルギッシュな時間が流れる 1日目のオープニングでは、Simon Campion氏(デンツプライシロナ社長兼CEO)、Max Milz氏(Group Vice President Connected Tech-nology Solutions)による挨拶が行われ、デンツプライシロナ社の製品が創造するイノベーションへの熱い想いが語られた。そして、DS Core(ワークフロー全体を統合するクラウドサービス)の登場によるコネクテッド・デンティストリー時代の可能性とともに同社の止まらぬ歩みがアピールされ、会場のボルテージを引き上げた。 次に、フアン・ロディギエロ氏(デンツプライシロナ社代表取締役社長)、安藤壮吾氏(愛知県開業)による講演が行われた。 そして、次のセッションでは、綿引淳一氏(東京都開業)、小林祐二氏(北海道開業)がSure Smileをテーマにそれぞれ講演。エキスパートらより、進化を続けるインプラントと予測可能な矯正歯科治療・診療システムが余すことなく披露され、参加者らの自身の臨床につなげようと熱心に耳を傾ける様子が印象的であった。 その後は、デンツプライシロナ社のソリューションからデジタル治療の有草間幸夫氏(東京都開業)、小池軍平氏(神奈川県開業)がステージに登場。会場の注目が集まるなか草間氏、小池氏はPrimescan2におけるワイヤレスの実現や自動アップデート機能の搭載、DS Coreに統合されることによるソフトウェアとの一体化といった革新的な進化についてアピールした。 その後は、Dr. Dan Butterman(米国開業)、Dr. Martin Wanendeya(イギリス開業)、宮本貴成氏(米国開業)、海外で活躍する日本人を含めた3氏による講演が行われた。なかでも宮本氏は、AIをテーマに近年めまぐるしい速度で進化を続けるデジタル技術の最前線と未来予想について紹介した。 2日目のメインステージではオープニング後、築山鉄平氏(福岡県開業)、DS World Tokyo 2024興奮の2日間、メインステージの様子を中心に徹底リポート新製品Primescan2が初公開!
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