デンタルアドクロニクル 2025
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3546松尾幸一氏。吉久保典子氏。大久保恵子氏。図3 AIが歯科臨床を別次元へアップデートする宮本貴成氏の壮大ながらも現実性を感じさせる圧巻のトークに聴衆は魅了された。図4 次世代のデジタルトランスフォーメーションをテーマに講演する築山鉄平氏(写真左)、安藤壮吾氏。特に築山氏の講演では、DS プライムテーパーインプラントのすぐれたポテンシャルが解説された。図5 自身が考案したデュアルインサイザルプランニングコンセプトについて紹介しつつ、AIデータを普段から活用した包括的な歯科診療について詳説する綿引淳一氏。図6 3名の若手スピーカー(写真前方)にはPrimeXファウンダーより今後のさらなる飛躍に向けたコメントが送られた。図7 デジタル治療の卓越性を歯科に広める先駆者たちのトークは、革新的なイノベーションの訪れを予感させるものであった。小林祐二氏。山下茂子氏。別会場も盛況を博す23DS World Tokyo 2024興奮の2日間、メインステージの様子を中心に徹底リポート  巻頭特集2は、DS Coreが提供するクラウドコンピューティングサービスがもたらす診療の効率化、患者さんとのコミュニケーションツールとしての有用性、AIの発展が歯科界にもたらすパラダイムシフトなどがディスカッションされ、今後の歯科界のさらなる発展に期待が高まる内容となった。 なかでも荒井氏の「AIが仕事を奪うのではなく、AIを使いこなせる人材がAIを使いこなせない人の仕事を淘汰していく」との言葉に、思わず会場からは感嘆の声が漏れるようなシーンも見受けられた。 メインステージ隣の会場では企業展示、メイン会場上階の同社ショールームではブレイクアウトセッションが行われるなど、盛会となった。2024年4月にはデンツプライシロナサミット、同年7月にはCEREC 30th Ja-pan Anniversaryと精力的にイベントを開催しているデンツプライシロナ社に今後も目が離せない。用性、ひいては歯科界にイノベーションを起こすためのメンバーシップとして創設された「PrimeX」セッションが行われ、3名の気鋭若手スピーカーが講演した。 そして最終セッションでは、荒井 昌海氏(東京都開業)、安藤氏、金澤 学氏(東京科学大学)、高垣智博氏(朝日大学)、橋村吾郎氏、丸尾勝一郎氏(ともに東京都開業)の6名のPrimeXファウンダーにデンツプライシロナ社員を交えたシンポジウム「デジタルとデンツプライシロナが創る日本の歯科の未来」が行われた。シンポジウムで

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