デンタルアドクロニクル 2025
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 大会初日は特別講演で木村英隆氏(福岡県開業)が「インプラント治療のための骨造成の概念と手技」、シンポジウム1「インプラント治療における審議を追求する」で二宮佑介氏(東京都開業)が「審美領域において硬組織及び軟組織に問題を抱える複雑な症例への対応」、築山鉄平氏(福岡県開業)が「歯周組織喪失に伴う審美領域の治療戦略-最適解はなにか?」、脇 智典氏(東京都開業)が「複数 さる9月7日(土)、8日(日)の両日、九州大学医学部百年講堂(福岡県)において、2024年ICOI日本支部総会・学術大会(九州大学歯学部主幹、鮎川保則大会長)が、「インプラント治療の未来:サイエンスとテクノロジーの融合」をテーマに、約300名を集め盛大に開催された。 ICOI(International Congress of Oral Implantologists)は、本部の米国を中心に世界各国支部を置き、25,000名以上の会員で構成されている世界最大規模のインプラント学術団体である。ICOI日本支部(嶋田 淳理事長)は2017年に設立され、日本における良質なインプラント治療の普及と教育活動を行っている。また、ICOIの学会誌「International Journal of Oral Implantology(IJOI)」は2023年時点でImpact Factor[3.1]と発表されており、歯科・医科領域において高い評価がなされている。JAID特集  開会式でスピーチを行う鮎川氏。642024年ICOI日本支部総会・学術大会レポート―インプラント治療の未来:サイエンスとテクノロジーの融合をテーマに

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