ぺリオ50名もの参加者がありました。このコースは初の日本開催となるもので、2日間に渡り骨増大の原理からテクニックを、講義とハンズオンを通して学ぶことのできる密度の濃いものでした。また10月終わりからサンディエゴで開催された国際歯周形成外科学会(ISPPS)、アメリカ歯周病学会(AAP)で多くのJIADS講師の先生方が講演され、高い評価が得られました。 11月30日、12月1日には、大阪で第31回JIADS総会・学術大会が開催されました。本大会は佐々木猛先生新理事長就任記念大会との併催で、会員発表、歯科衛生士セッションをはじめデジタルデンティストリー、重度歯周病への対応に関するシンポジウム、そして新理事長就任記念講演が催され、参加者からもとても有ご冥福をお祈りするとともに、ご遺志を継いで患者の口福と歯科医療界の発展に貢献できるよう誓い合いました。誌上ではございますが、ここに報告させていただきます。 2024年は通常のコース開催に加えて、3月30、31日にDr. E. Leeをお招きしてハンズオンコースを開催し、臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!Basicマネージメントエンド矯正(アライナー含む)Advance補綴・咬合インプラント予防デジタル歯科講師が語るプロフィール 1995年、大阪大学歯学部卒業。同年、医療法人貴和会歯科診療所勤務。中村公雄先生、小野善弘先生に師事。現在、医療法人貴和会理事長、貴和会新大阪歯科診療所院長、JIADS理事長。著書『新版 現代の臨床補綴』(共著)、『コンセプトをもった予知性の高い歯周外科処置 改訂第2版』(共著)、『印象採得・精密印象を知る』(共著)、『科学が生んだ歯の治療 インプラント 最新版』(共著)、『ザ・クリニカルデンティストリー』(共著)、『図解!遅延型吸収性膜を用いた 安全安心GBR』、『図解! 歯周外科を用いた歯肉縁下う蝕の治療手順』(監修)、『患者さんも“納得”!Dr. ササキタケシの歯周治療モチベーションアップの鍵』、『患者一人ひとりに真に調和した咬合面のつくりかた』(ともにクインテッセンス出版)ほか、歯科雑誌への論文多数。2024年講師忘年会の集合写真。理事長 佐々木 猛 Takeshi Sasaki2024年の活動 2024年は、JIADSならびに歯科界にとって大変悲しい出来事がありました。7月23日に元JIADS理事長の中村公雄先生がご逝去されました。9月16日には「中村公雄先生を偲ぶ会」が開催され、250名を超える方々にご参加いただき、中村公雄先生の92JIADSではおもに東京と大阪で多岐にわたるコースを開催している。歯周治療・補綴治療を中心とした総合治療の実践に必要となる多くの治療オプションを効率的に習得することができる。これまでの受講生は延べ14,000人を超え、非常に多くの歯科医師や歯科衛生士の方々に治療コンセプトと技術をお伝えするとともに世界に向けて積極的な情報発信を行っている。真の歯科医療を追求し、 患者の幸福(口福)に貢献するJIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies)
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