QDT ダイジェスト見本誌2025
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14:32 この連載では、義歯製作システム「BPS」(Biofunctional Prosthetic System:生体機能的補綴システム)について、松田謙一先生と桑名勇至先生により、歴史をひもときながら本システムの起源の紹介に始まり、義歯完成後のメインテナンスやリラインに至る全工程まで、臨床例を交えつつ非常にわかりやすく解説されています。 BPSのコンセプトは、術者の経験値に大きく左右されることなく一定以上の結果が効率的に得られ、高品質な義歯を製作できる点にあります。この連載では、このシステムの魅力をさらに引き出すために、成功率を高めるポイントや注意点を各工程においてチェアサイドとラボサイドの両面から詳しく紹介しています。そのため、歯科医師および歯科技工士の双方が全工程をより深く理解し、実践に活かすことができる内容となっています。 さらに、BPSのプロトコールを用いたシステムで保険義歯製作に特化したBPS‐2NDについても触れており、義歯臨床に携わる方々にぜひ読んでいただきたい、おすすめの連載です。7評者:歯科医師・神山 敬(熊本県・神山歯科医院)第1回 BPSの歴史~なぜBPSは注目され続けるのか~ (松田)第2回 概形印象・可動域の記録 (松田)第3回 簡易咬合採得 (松田)第4回 トレーライン (松田)第5回 模型製作・マウント・トレー製作・ナソメータM取り付け (桑名・松田)第6回 最終印象① トレーの試適・閉口印象・ナソメータMの取り扱い (松田)第7回 最終印象② 閉口印象のテクニック (松田)第8回 ゴシックアーチによる咬合採得・人工歯選択 (松田)第9回 作業用模型・前歯排列 (桑名・松田)第10回 前歯排列試適 (松田)第11回 人工歯選択・咬合様式 (松田)第12回 臼歯排列と試適 (桑名・松田)第13回 埋没・重合 (桑名)第14回 装着と調整 (松田)第15回 定期観察・リライン (松田)本連載の掲載予定(敬称略)読者の生の声義歯臨床に携わる方々に、ぜひおすすめ深くじっくり学べるから 「使える」

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